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主にセキュリティ関係の記録やWrite-up。たまーに日記も。

DF実務者資格(CDFP-P)を取得しました!

タイトルの通り、デジタル・フォレンジック研究会のDF実務者資格(CDFP-P)を取得しました!!
7割以上の得点で一発合格👊

合格体験記はほかの方も書いていますが、自分も感想等を少し書きたいと思います。

DF実務者資格(CDFP-P)とは?(ざっくり)

国内のデジタル・フォレンジック研究会が実施している認定試験で、以下の3つの区分があります。

  • 基礎資格(CDFP-B)
  • 実務者資格(CDFP-P) ※CDFP-Bを取得しておく必要あり
  • 管理者資格 (CDFP-M) ※現時点で未実施

上記のうち、今回は真ん中の実務者資格(CDFP-P)試験に合格しました!
ちなみに正式名は「デジタル・フォレンジック・プロフェッショナル認定 実務者資格(Certified Digital Forensic Professional – Practitioner)」とのこと。

資格に関する詳細は公式サイトをご確認ください。 digitalforensic.jp

感想

基礎資格(CDFP-B)はかなり難易度が低かった(満点合格した💯)ので、実務者資格(CDFP-P)もそこまで難しくないかなーと思っていたのですが、最初の問題を見た瞬間に難易度が想像以上に高くてビビりました😂笑
とはいえ、全く分からないような問題は少なく、6割は取れたかなという手応えでした。実際は7割以上の得点でしたが💪
ただ、資格を取得したものの、資格維持の方法がかなり面倒なので維持できるかは不明…(地方民は厳しいのでは?)

問題内容については公開が禁止なので書けませんが、「実務者資格」の名の通り、実務でフォレンジックを経験していないと合格は厳しいだろうなという難易度でした。

試験対策にやったこと

参考までに自分がやった試験対策も書いておきます。
試験に関する情報はシラバス👇しか公開されていないため、シラバスを中心に勉強しました。
「DF資格認定試験」シラバス | ホーム | NPO Institute of Digital Forensics.

『基礎から学ぶデジタル・フォレンジック』を読み直す

基礎資格試験の教本である「基礎から学ぶデジタル・フォレンジック ―入門から実務での対応まで―」を一通り読みなおしました。
特に法律関連の内容がかなり参考になります。

シラバスを読む

シラバスを一通り読み、知らない単語・用語を調べました。特に法律関連は知らない単語が多いですね…

生成AIを使った模擬試験

生成AIにシラバスを読み込ませて四択の問題を作らせ、採点と間違えた問題の解説までさせました。
ただ、問題の質は低く、消去法で大体分かるような問題ばかりで正直微妙でした…。難易度の高い問題を作らせるのは難しい。。
とはいえ、自分の理解が浅い単語・用語が分かるのには役立ちました。

試験対策の振り返り

法律系の問題は結構解けた気がするので、この勉強法で良かったかなと思いました。
一方、技術系は試験対策の勉強が役立ったかは微妙…。どっちかというと実務で得た知識ばかりが役立ちました😇

ということで、実務でフォレンジックをやっている人であれば、法律系の勉強をしておけば合格できると思います!(逆に実務でやっていないと難易度はかなり高いです)